のりペプチドが血圧を下げ、便秘、冷え症なども改善

降圧剤と同じ作用で血圧を下げる

日本の朝食に欠かせないもの、それはのりです。ふだんは何げなく食べているどちからというと地味なのりですが、じつは健康を守るすばらしい力が秘められています。

のりには、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEがたっぷり含まれているほか、動脈硬化や心筋梗塞を予防するといわれるEPA( エイコサヘペンタエン酸) も豊富。
さらに、「海の大豆」と呼ばれるほど、タンパク質が多いのも特徴的です。また、血圧低下作用があると近年注目されているのが、ペプチドという成分。

ペプチドとは、複数のアミノ酸の分子が結合した物質なのですが、この成分が、体内で血圧を上げるアンジオテンシン(ACE)という酵素の働きを抑制し、血圧の上昇を防ぐのです。これは、病院で処方される「ACE阻害薬」という降圧薬の仕組みと同じものです。
病院で処方される降圧剤についてはこちらです。

さて、ここでペプチドに高血圧の改善に効果を示した実験です。

実験には93名によるものです。そのうち高血圧のかたは64名、29名は正常な血圧の人です。これは血圧に問題がない人がペプチドを摂取しても安全なのかを確かめるために参加してもらったものです。この実験で使用したのは、ペプチドを抽出し粉末にしたのり食品。これを1日0.9~1.8gとってもらったところ、実験前の高血圧の方の平均が、最大血圧157mmHG、最小血圧は約95mmHGあったのに対し、わずか35日間で最大血圧の平均が約142mmHG、最小血圧は82mmHGりまで低下していたのです。
また、正常値の人が飲んでも、血圧が下がり低血圧になることはなく、副作用がないことも確認できました。

このペプチドをとることで血流が改善することも確かめられました。血のめぐりがよくなれば、冷え症や便秘、肩こりなどの改善にもつながるといえるでしょう。このように、ペプチドをはじめとするすばらしい成分を含むのり。皆さんも、のりの栄養素を簡単に摂取できる「黒酢のりスープ」を毎日の食事にとり入れてみてはいかがでしょうか

黒酢のりスープの作り方

  1. もみのり2~3g 、黒酢大さじ1 、お湯150ml、しょうゆ小さじ1/4を用意する
  2. すべての材料をカップに入れる
  3. かきまぜるだけで黒酢のりスープの完成

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