沖縄の「クワンソウ」が眠り薬として広がっている

眠り薬として歴史が深い

「布団の中で悶々として寝つけない」「夜中の2~3時に日が覚める」「眠りが浅く翌朝疲れが残っている」など… 中高年になると、こうした不眠に悩む人が増えてきます。不眠が長く続くと、疲れが取れないばかりか、精神的にも不安定になります。

日中に突然、睡魔に襲われ、交通事故やその他の事故のリスクもでてきます。

不眠の人は、睡眠導入剤や安定剤を処方してもらうケースが一般的です。しかし、薬を飲むと「胃腸の調子が惑くなる」「昼問に頭がぽんやりする」といった副作用が出たり、薬を飲まないと眠れなくなったりする場合もあります。

不眠の治療に使われる薬 | 薬の効能と副作用(生活習慣病に関連する薬)
http://medicine-guide.net/archives/114

す。ですから、眠れないからといってすぐに薬に頼るのはおすすめできません。

では、不眠を解消する安心な方法はないものでしょうか。実は、寝つきをよくして深い眠りをもたらす食品として、今注目を集めている沖縄の伝統野菜があります。それが、「クワンソウ」です。
クワンソウとは、沖縄諸島から台湾にかけての亜熱帯地域に自生するユリ科の多年草。
夏に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせます。クワンソウは、繁殖力が強く育てやすいため、沖縄の人たちは古くから自宅の庭先で栽培していました。歯や茎のいた部分を煮込んだり炒めたりして、食材として日常的に利用してきたのです。一方でクワンソウは、睡眠を誘い、不眠や興奮、イライラの解消に役立つ薬草として利用されてきました。

クワンソウに睡眠作用があることは、琉球王朝(15~19世紀にかけて沖縄本島を中心に存在した独立王国) の時代から知られていて、「眠たくなる草」を意味するニーブイ草とも呼ばれていました。

クワンソウは現在、全国に広まり、不眠を解消する安心な食品として注目を集めています。実際にクワンソウをとって、寝つきの悪さや夜中の目覚めといった不眠から解放された中高年の人が多数います。

眠りを促す成分をたくさん含む

クワンソウの睡眠作用は、大量に含まれるオキシピナタニンの働きによって発揮されると推測されます。睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠を交互にくり返しています。
若い人は1日の平均睡眠時間が8時間前後と長いため、ノンレム睡眠の時問も長く、深い段階まで眠れる回数が多いのです。ところが、年を取って睡眠時問が短くなるにつれて、ノンレム睡眠の時問も短くなるため、深い段階まで眠れる回数が減ってしまいます。
つまり、年を取るにつれて睡眠の質がどんどん悪くなるわけです。脳は、ノンレム睡眠の間に休み、同時に傷ついた脳細胞の修復を行います。

ノンレム睡眠が短くなると、脳がしっかりと休めず、脳細胞の修復も進みません。すると、物忘れが増えたり、注意力が散漫になったりしやすいといわれています。オキシピナタニンは睡眠時問を大幅に増やすだけでなく、睡眠の質もよくすることが証明されています。

生のクワンソウは、ネギのような香りとほのかな甘みがあり、沖縄県の青果店などで入手できます。最近では、クワンソウから抽出したオキシピナタニン入りの健康食品(サプリメント)も市販されています。不眠に悩んでいる人は、薬の前に試してみる価値はあるかもしれません。

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