合わない枕=不眠 快眠は手作りも可能

高すぎても低すぎてもNG

不眠を解消し、体と脳の疲れをしっかりと取るためには、自分の首や首の高さに合う枕を選ぶことが大切になります。

合わない枕が睡眠にどのような悪影響を及ぼすのかについてです。

ふだん、まっすぐに立ったときの姿勢を横から見ると、首が前に出ています。こうした姿勢を取っているのは、人問が二足歩行をするようになり、大きく発達した脳を支えるためで、背骨の首の部分の頸椎は、ゆるやかなS字状のカープを描いています。

寝ているときに、この頸椎を自然な状態に保つように、頭部と首のすきまを埋めてくれるものが理想的な枕の高さになります。ところが、高すぎる枕を使っていると、寝ているときに首が前屈を強いられ、頚椎が圧迫されてしまいます。すると、頭を支えている首のまわりの筋肉に余計な力がかかり、筋肉が緊張します。こうして首の血管が圧迫されると血流が惑くなり、自律神経のうちの交感神経が刺激されて、首すじに痛みやしびれが生じるばかりか、ぐっすり眠ることができなくなるのです。

反対に、低すぎる枕を使うことも問題です。枕が低すぎると、頭部が後ろに下がって脳に血がのぽるような状態になり、脳への刺激を強める原因になるからです。
また、枕の大きさも大切です。成人は、ひと晩に20~30回寝返りを打ちますが、枕の大きさが不十分では寝返りも打ちにくくなります。

睡眠中の姿勢には横たわっているときの「静」の状態だけでなく、寝返りを打つときの「動」状態もかかわってきます。寝返りをせずに同じ姿勢で眠っていると、体の下になる部分に熱がこもったり、体の一部に負担がかかったりします。
すると、血流が滞り、痛みやしびれの症状が現れやすくなります。寝返りは、こうしたことを防ぐための自然な反応なのです。自然な寝返りとは、コロコロと転がるように体の向きを変えることができるということ。

こうした動作を自然に行うためには、寝返りをしたときに頭がはずれない大きさがあり、適度な硬さのある枕が最適なのです。

枕を自分で調整

、体型が一人ひとり異なるように、厳密には自分に合う枕も異なります。そこで、その人の首と肩の高さに最適なを手作りす「快眠まくら」作り方です。高価な枕を購入しなくても手作りで作ることができます。

「枕に自分の頭と首を合わせる」のではなく、「自分の頭と首に枕を合わせる」こと。具体的には、枕の中身の詰め物がプラスチックのパイプやそば殻など、枕をあけて詰め物を取り出し、自分に合った
高さに量を調節できる市販の枕を購入すれば、自分で簡単に作ることができます。

具体的には、枕の高さは、男性なら布団から後頭部まで5~6cm、首の当たる部分まで7~8cm、女性なら布団から後顧部まで3~4cm、首の当たる部分まで5~6cmンになるように、詰め物の量を調節してください。

次に、糸を使って、枕の中央にへこみを作ります。枕の中央がへこんでいると、あおむけに寝たときに、後頭部がすっぽりと収まり、寝返りを打って頭部を左右に回転させても、このへこみにより頭が自然に枕の中央に戻ります。枕から蘭が落ちる心配もありません。

  1. 適度な高さに調整。詰め物の量を10%程度減らしておく
  2. 7cm四方の菱形の布を2枚作り、中心と四隅に点を打つ。枕の表側と裏側にも中心に点を打ち、布の中心を枕の点と合わせる
  3. 4本のたこ糸の片端を結び、そこから女性は3~4cm、男性は5~6cmの位置に印をつける。その後、太めの針に通しておく。
  4. 枕の裏側から表側へ2の四隅に3のたこ糸をと通す。たこ糸の印の部分で結び目を作ってとめる。

手作りの「快眠枕」が出来上がったら、まずは試しに使ってみてください。あおむけに寝たとき、または寝返りを打ったときに、首の当たる部分に違和感があるようなら、枕の詰め物を出し入れして、自分にピッタリ合う高さを見つけましょう。

なお、枕は使っているうちに中身がつぶれてくるので、1年を目安に高さを確認して、詰め物を加えて高さを再度調節してください。世の中に出ている快眠枕より自分で微調整しながら実際に夜寝てみて、快適だと思う枕が一番です。

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