日本人特有の脳を刺激する自然音

脳の潜在能力を引き出す

以前、私は、クラリネットの演奏者や指揮者として活動し、また、音楽教師としても後進の指導を行っていました。ところが、ある出来事をきっかけに、聴覚の研究に取り組みはじめ、“狸目の音を開発するようになったのです。苦から私は、なぜ日本人は西洋音楽の演奏をどんなに練習しても、なかなか上達しないのかという疑問を抱きつづけていました。

そして、30代半ばのある日、突然、その理由がひらめいたのです。私たち日本人の母国語は、日本語です。例えば、日本語は「あいうえお」という母音が主体ですが、西洋の国々の言語は子音が中心で、さらに、日本語の発音にはない音がたくさんあります。日本語の性質は日本人の聴覚を形成し、音のとらえ方や演奏、発声に深い影響を与えています。

日本語の性質が邪魔をして、西洋人が作った音楽をいくら一生懸命に練習しても、西洋人の演奏とは違うものになってしまうのです。
音楽楽は言語と同じだというように考え、日本人の聴覚を鍛える独自の昔を問発しようと研究を始めました。そこで材料にしたのが、私が特殊に加工したクラシック音楽や、録音した海・川・森などの雄大な自然音です。

こうしたクラシック音楽や自然音は、本来、音楽家や演奏家の聴覚を鍛えるのが目的でした。ところが、これらの音を一般の人にも聴いてもらったところ、心や体にさまざまな変化の現れた人が続出したのです。

おそらく、音によって脳が活性化して、眠っていた能力が引き出されたのでしょう。
例えば、語学やスポーツなども上達し、心身のリラックス効果が得られた人はおおぜいいました。もちろん、よく眠れるようになった人も多数います。

自然音とは、海の波音や小川のせせらぎ、野鳥や虫の鳴き声など、大自然が奏でる昔のことです。背から、自然音が録音されたC D はありますが、私にとってはどのCDも本来の自然の雄大さが伝わらず、周囲の雑音も多くて、不自然に聞こえました。そこでみずからが大自然の中に出かけ、雄大な自然音を録音することにしたのです。

これは、想像以上に大変なことでした。特に、雑音ができるだけ少ない場所を探すのがひと苦労でした。無人島や深い山奥に行くことも多く、ときには海外まで出かけます。

私は、オリジナルの特殊な装置を自作し、360度に広がる自然界の昔をそのまま録音することを心がけています。こうして苦労に苦労を重ねても、本当に優れた自然音は、録音した総時問の川分の1程度。特別付録となっているCDも、私が持っている膨大な音源の中から厳選し、収録しています。

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