糖質制限食で体脂肪がしっかり減り検査値が一気に改善、高中性脂肪には高い効果

中性脂肪の高値は糖質の摂りすぎが原因

糖質制限食は、米、パンなどの主食やイモ類、果物などの糖質の多い食べ物を減らし、肉や魚、豆類のたんばく質や脂質を主体とする食事法です糖尿病の方で血糖のコントロールに手を焼いている人に糖質制限食の食事をはじめてから、高い血糖値が下がり、そのまま安定し、糖尿病を克服できた人がたくさんいます。

そんな糖質制限食の効果は、糖尿病だけにはとどまりません。中高年になると、高血圧、高中性脂肪、高コレステロール、脂肪肝など、会社や地域で行う健康診断の結果に異常が散見されるようになります。実は、糖質制限食を行うと、体内の余分な糖や脂肪が減っていき、このような健康診断の結果も軒並み改善しています。

糖質制限を行うと、真っ先に改善するのが高中性脂肪です。高中性脂肪は、血液中の中性脂肪が異常に多いドロドロ血液の状態で中性脂肪が150mg/dl以上になる状態です。

高中性脂肪の人は、肥満や高血糖の傾向があり、メタポリッタシンドロームと診断される人も多いものです。しかも、動脈硬化に直結しやすく、脳卒中や心筋梗塞の危険を高めるため、その数値を下げることの重要性は言うまでもありません。

一般に、中性脂肪は、脂質から作られるというイメージが強く、肉や油の多い高カロリー・高脂肪の食生活が原因です。しかし、最近は、高中性脂肪は、糖質のとりすぎが原因なのです。

中性脂肪を消費させる酵素の働きが衰える

通常、食事から摂った糖質は、すい臓から分泌されるインスリンによって、筋肉でエネルギーとして消費されたり、肝臓でグリコーゲンとして貯蔵されたりします。

ところが、糖質をとりすぎると、インスリンが過剰に分泌され、エネルギーとして消費されなかった糖質が中性脂肪に変わり、皮下脂肪や内臓脂肪として体内に蓄積されます。

こうして中性脂肪を蓄積するのは、飢餓状態などのエネルギー不足に備えるためにです。しかし、現代のような食べ物に困ることのない飽食の時代では、中性脂肪の消費は滞ってしまいます。

しかも、内臓脂肪が増えると、インスリン抵抗性が生じて中性脂肪の消費を促すリボたんばくリパーゼという酵素の働きが低下してしまいます。そうなると、中性脂肪が筋肉細胞に取り込まれにくくなり、血液中にだぶついて中性脂肪値が上昇してしまうのです。

1~2ヶ月やればほとんどの糖尿病の人が改善または変化がでる

そこで、高中性脂肪の改善に優れた効果を発揮するのが糖質制限食です。

糖質制限食は、中性脂肪の材料となる糖質を控える食事法なので、内臓脂肪や皮下脂肪がぐんと減っていきます。

また、インスリンの分泌量が最小限になってインスリン抵抗性も改善するので、リボたんばくリパーゼの働きが活発になり、中性脂肪が速やかに筋肉細胞に取り込まれるようになります。その結果、血液中の中性脂肪も劇的に減少し、高中性脂肪が改善していくのです。

糖質制限食を行うと、個人差はありますが、1~2ヶ月ほどで中性脂肪値が低下していきます。

特に、朝・昼・晩の3食とも糖質を抜く糖質制限食を行っている人は、ほとんどの場合、中性脂肪値は100mg/dl以下に抑えられます。

現在、主流の血糖値を下げる治療は合併症を悪化させてしまうには、カロリー計算による血糖コントロールの盲点が紹介されています。

糖質制限食で中性脂肪が改善する仕組み(まとめ)

糖質をとりすぎると、エネルギーとして消費されなかった糖質が中性脂肪に変わり、皮下脂肪や内臓脂肪として体内に蓄積される。

すると、インスリン抵抗性が生じてリボたんばくリパーゼという酵素の働きが低下し中性脂肪が筋肉細胞に取り込まれにくくなり、高中性脂肪を招く。

そこで糖質制限食を行うと、体内で中性脂肪が作られなくなり、内臓脂肪や皮下脂肪がぐんと減る。その結果、インスリン抵抗性が改善してリボたんばくリパーゼの働きが活発になり、中性脂肪が速やかに筋肉細胞に取り込まれるようになる。こうして、血液中の中性脂肪が劇的に減少し、高中性脂肪が改善する。

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